「冷や飯のおいしい食い方は俺に聞いてくれ」
2008年 12月 19日
(田中角栄元首相から)「落選したことは大きな財産だと思っておけ。お前みたいなええとこの子は、そういう経験はいい」 と、またも訓示をいただいたわけです。
確かに、落選はいい経験でした。落選した人の気持ちは落選したものでなけりゃあ、なかなか理解はできないものですし、その結果、選挙や逆境などにも強くなれました。
よく、「麻生は順風満帆の政治家人生を歩んでいる」という方がいますが、それはほんのごく最近のこと。それまでは「冷や飯のおいしい食い方は俺に聞いてくれ」っていうぐらい冷や飯の連続でした。河野洋平先生らと宏池会を脱会して大勇会(河野派)を立ち上げたときだって、今の言葉で言えばスピンアウト。そう考えると、再チャレンジに最もあてはまる1人じゃないかと思うんですけどね。
落選時支えた角栄元首相の“言葉”