麻生副総理の笑顔で釣られ笑いするアルバムブログ


by floppy_smile

世界が全体として安全、平和なことに、自らの繁栄を託す

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2008年10月25日、北京ASEM7での会談を前に、
パキスタン・イスラム共和国ギラーニ首相と握手される麻生太郎総理大臣。(代表撮影/共同)
なぜ、日本は中央アジアに強い関心を払おうとするのでしょうか。4つほど理由を挙げてみます。

 その1は私に言わせますと、よく鎖を喩(たと)えに持ち出して、1つ弱いリンク(環)があると、ほかをしっかり作ってあってもチェーン全体の強度が結局たった1つ、そのリンクの強さというか、弱さで決まってしまうという、あれに似た問題意識です。

 日本は、世界が全体として安全、平和なことに、自らの繁栄を託す国です。今の喩えで言うと、たとえ遠回りであろうが、鎖全体の強度を上げていくことに国益を求める国ですから、弱い環があると知りつつ頬かむりするというふうには、なかなか参りません。

 そこで中央アジアとその周辺に改めて着目すると、ユーラシア内陸、南西アジアから中東、アフリカを結ぶ一帯の不安定さが、いやでも目につきます。民族の構成は極めて複雑。宗教、宗派の葛藤も潜むとあっては、いつ発火するとも知れない「マグマ」を抱えているようなもの......。それならそこに、マグマの圧力を逃がす安全弁をつける手助けをしたいわけです。

 交通や輸送のアクセスを良くしていくこと、それによって、中央アジアの人々がもっと広い視野を持ち、長期的な発展の可能性をいろいろ思い描けるようにする一翼を、日本として担いたいということです。

 中央アジアは元来、どこも世俗的なイスラム教徒の多い国でした。ところが昨今、南と西からイスラム過激主義が浸透しているとの話もしきりです。

 世界の秩序、安定を揺るがすテロを防ぐ戦いは、「弱い環」を根気よくなくしていく以外、近道などありません。

外務省/中央アジアを「平和と安定の回廊」に

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by floppy_smile | 2009-03-03 16:19 | 外交で