麻生副総理の笑顔で釣られ笑いするアルバムブログ


by floppy_smile

ODA・情けは他人のためならず

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1月31日、スイス、ダボスにて。
 仮にODAが一種の福祉事業なのだとすると、どの国も一国でODAを手がけなければならない理由はありません。いっそ世界銀行あたりに先進各国のODA をすべてプールしておき、開発途上国に一定基準でそのお金が回っていく仕組みにしておけばいいわけですが、世界中誰も、そんな仕組みを持とうとする者はいない。

 国際機関を活用した援助にもメリットがあります。ただし我々国民国家というものが他国を援助する時、ODAとは結局、回り回って自分のために実施するものだという本質を、忘れてはならないと思うのです。

 つまりODAとは、「自分にとって好ましい国際環境を作り、最終的には、より良い国際社会を形成していくための、政治的政策手段である」と捉えるべきものだということです。

 ここらは、抽象的に言っても難しいかもしれません。もう一度インドと、それから同じ時期に訪問したパキスタンの例に戻ります。

……略……

 一方パキスタンは、テロとの闘いにおける最前線国家です。昔から交通の要衝で、ご存じない方も多いのではないでしょうか、イランとも地続きで接しています。

 そういう国のインフラ造りを助けることは、アフガニスタンや中央アジアの安定につながるし、あの辺り一帯の物流ルートを保全するという意味を持ちます。アジアを代表する交易国家として、日本にはパキスタンにも、落ち着いた安定勢力でいてもらわなくては困る。即ちここでも、対パキスタン援助とは、日本自身の利害に沿ったものだという事情をご理解頂けるでしょう。

外務省/平成18年1月19日麻生外務大臣演説 ODA・情けは他人のためならず

新潮社 「とてつもない日本」はじめに(全文掲載)
外務省 日本方式をインドの地下鉄へ~デリーメトロ建設に対する日本の支援~(PDF)

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by floppy_smile | 2009-02-03 12:42 | 外交で