アジア太平洋地域と世界の平和と繁栄に向けて
2009年 01月 24日
(産経新聞/酒巻俊介撮影)
米国オバマ政権発足に際する内閣総理大臣の談話
平成21年1月21日
1. オバマ政権の発足に際し、日本政府を代表して、心から祝意を表明する。
2. オバマ大統領は、幅広い層の米国民の支持を受けて当選された。
同大統領が、外交、国防、経済、環境・エネルギーなど、各分野の優れたチームを率いて、厳しい経済情勢を始めとする諸課題の克服に卓越したリーダーシップを発揮し、大きな成果をあげられることを期待している。
3. 日米両国は、普遍的価値と戦略的利益を共有する同盟国である。
私は、世界をリードする立場にある日米両国が、知見、意思、情熱、そして戦略を結集することで、より良い未来が創れるものと確信している。
この信念をもって、私は、オバマ大統領と手を携えて、日米同盟を一層強化し、アジア太平洋地域と世界の平和と繁栄に向けて力を尽くしていきたい。
首相官邸HP 米国オバマ政権発足に際する内閣総理大臣の談話
――話はがらっと変わるんですが、先日就任したアメリカのオバマ大統領とですね、政策の面ではなくて、人物像に限ってみたときの、総理とオバマ大統領の似ている点と、似ていない点を総理はどうお考えでしょうか?
政策以外で……どうして会っていない人の人物評価、できると。(手を横に振って)僕は新聞記者じゃないから、想像でものを言う立場にありませんので。(首を傾げて)会ってない人の人物評価をすることはできません(笑)
1月23日 ぶらさがり取材(夜) (動画)
これは余談ですが、当日夜に約200人が招かれた晩餐会では、外相時代に会談を行った各国要人の方々と再開する機会に恵まれました。中でも印象的だったのは米国のライス国務長官で、いきなり「タロー」と抱きつかれたときは、さすがに驚きました。いわゆるハグという挨拶なんだという事は分かっていますが、なにしろ相手は才媛として世界中に知られるあのライス氏です。回りの方々もちょっと驚いていたようですが、ライス氏とは北朝鮮問題で韓国に行ったり、しばしば本音ベースでのやり取りをしてきただけに、私としては「一緒に仕事をしたな~」という、いわば戦友のような感情を抱いておりました。仮にライス氏が同様に思っていてくれたのだとしたら、外相時代の仕事はまずまずだったんじゃないかと思っております。
日本の底力 2008年3月 7日 『“成熟”で日韓大きく成長』
2006/10/16(Getty Images)
こちらで配布中♪