千賀子夫人と
2008年 12月 26日
さて、脳裏に浮かびますのは、二期目を迎えておりました昭和58年、所謂死んだふり解散と言われた選挙におきまして、落選をした思い出であります。この年、私は結婚をいたしました。それが11月の3日。翌12月18日が選挙で落選をしておりますから、新婚一月半で亭主は無職ということにあいなりました。大変ご心配をおかけしました。(見学中の千賀子夫人に向かって一礼。場内爆笑と拍手)
2007年3月20日 衆議院本会議 麻生太郎永年在職議員表彰謝辞
私たちは1983年11月3日に結婚をしました。ところが1か月後の衆議院選挙で主人は落選。「亭主は無職」ということになりました。その後すぐに地元に移り住みましたから、本当にゼロから、皆さんと接することができました。見知らぬ私を皆さんが受け入れてくださって。次の選挙まで2年以上ありましたが、その間に人間関係がすごく深まりました。いわゆる政治家の女房と支持者ではなく、人間としてつながりができたような気がします。「そこに」私が実際に住み、家庭を持ち、子供を産んで、しっかりと根を下ろせば、主人も自然に「そこが」拠点になります。落選は主人には辛かったでしょうが、その経験は本当に良かったと思います。
新春インタビュー 麻生ちか子総理夫人 背中から伝わる夫と父の生き方
麻生太郎永年在職議員表彰謝辞