逃げずに戦わなければならない
2009年 07月 14日
――すいません、今自民党内でですね、一部で麻生総理では総選挙は戦えないという声があるのは確かだと思うんですけれども、あえて総理自身がですね、総選挙に臨まれるというのは、これは、どういう考えで……
今の状況で色々な御意見があるのは100も200も知っております。しかし、少なくとも去年の9月に、少なくとも党員による選挙、議員による選挙ではありません、党員を含めての、地方の党員票を含めての選挙をやった上で選ばれた、そういう立場にある者として、今の状況がいかがなものかというご批判があるのは十分に承知していますが、だからといってただちに辞職をして投げだすと、そういう無責任な態度を取るべきではないと、私自身はそう思っています。したがってここは歯を食いしばってもがんばらなきゃいかん、大事なとこだと思っていますんで、よく言われるように表紙を変えるとか、包装紙を変えるとか、色々な表現がよく使われていますけれども、私は基本的には逃げずに戦わなければならない。ここが一番大事なところだと思っています。
日テレニュース24/麻生首相、8月30日総選挙を宣言(動画)
21日の週、早々に衆議院を解散し、8月30日総選挙を実施する。その旨を今日与党幹部に伝えました。総理就任以来約10ヶ月少々になりますが、いずれ争点を明らかにして国民に信を問う。そう申し上げ続けてきました。今国会ではおかげさまで当初予算、補正予算、また多くの重要法案を成立させていただくことができ、ここで、国民に信を問いたいと思います。国民に問うのは『どの党が皆さんの生活を守り、日本を守るか』。――これが、争点です。
民主党は『政権交代』というのを言っておられます。しかし、現実的な政策も、財源も示されておられません。これは我々から見たら、国民不在の党利党略以外、何者でもないと存じます。
私と与党はこの10ヶ月あまり、経済対策・景気対策、この一点に全力をあげてきたところです。
経済危機から皆さんの生活を守る。これが政治の責任だと考えています。景気回復のためには、やっと、というところまできた、ここで手を緩めるわけにはいきません。経済対策は引き続き、責任ある政党の元で実施していかなきゃならないと確信しています。民主党にこれからの景気対策を任せることはできないと存じます。なんでも反対。少なくとも4度の予算に反対でしたから。
その意味では我々は少なくとも、確かな実績を持って、その上で、着実に政策を進めてきた政府与党、自民公明連立政党。私は逃げずに、公約を基にして、国民に信を問いたいと、そのように思っております。
日テレニュース24/麻生首相、8月30日総選挙を宣言(動画)
すみません。バナーの文言を間違えていました。本日、さしかえました。
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