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麻生副総理の笑顔で釣られ笑いするアルバムブログ


by floppy_smile

個人的な関係に基づく相互理解、パートナーシップ

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7月9日、ラクイラ・サミット(公式サイト)二日目、記念撮影にて、ロシアのドミトリー・アナトリエヴィチ・メドヴェージェフ大統領が立ち位置を取るのを手伝う麻生太郎総理大臣。(Reuters)

●領土問題については、メドヴェージェフ大統領から北方四島の帰属の問題に関する大統領自身の考え方について包括的な説明があった。ロシア側の説明は、残念ながら、日本側にとって満足のゆくものではないが、両首脳が以下の点で一致できたことは有意義であった。

(イ)ロシア側には、引き続き、独創的なアプローチの下で、あらゆるオプションを検討していく用意があること。

(ロ)その上で、双方は、これまでに達成された諸合意・諸文書に基づき、引き続き、双方に受入れ可能な解決策を模索していくこと。

(ハ)そのために両首脳が、解決策を見出すよう作業を加速・強化させるべく指示を出すこと。

(ニ)これらの作業において、事務レベルのみならず、電話会談等を含め首脳レベルでも話し合う必要があること
(イ)メドヴェージェフ大統領からは、「この問題の解決は政治的性格を有するものであり、政治的決断がなければ解決できない」、「麻生総理との個人的な関係に基づく相互理解、パートナーシップが存在しており、この解決を探求するために建設的な形で話し合う用意がある」、「リマでも申し上げたとおり、現世代が生きている間にこの問題を解決することが大事であり、そのために独創的なアプローチが必要である」等の発言が見られた。これらの発言は、同大統領なりに何とか領土問題を解決したいとの真摯な姿勢の表れと受け止めている。

(ロ)同時に、メドヴェージェフ大統領よりは、北特法の改正等をめぐる双方の議会での動きに言及があり、話合いを行っていく上での静かな環境の必要性について強調していた。

(4)麻生総理からは、日本側として、ロシア側に平和条約問題について具体的な進展を図る用意がないのであれば、アジア太平洋地域におけるパートナーとしての関係を構築することにはならないという考えに変わりはないという点について、今回の会談でも改めてロシア側に伝えた。

外務省/7月9日 ラクイラG8サミットの際の日露首脳会談(概要) 抜粋,強調引用者


(2)「ユーラシア・クロスロード構想」+現代版「シルクロード構想」
 本日は、新しい構想をお話しします。
 「自由と繁栄の弧」の真ん中に位置し、豊かな資源・エネルギーを有する中央アジア・コーカサス地域に、皆様の注意を向けて頂きたいと思います。この地域を通り、ユーラシア大陸をタテ・ヨコ双方でつなげることに、日本は協力します。
 これを、「ユーラシア・クロスロード」構想と名付けます。
(中略)
 いわば、現代版シルクロードとも言え、本日は皆様と、そうした夢のある大きな構想を、共有させて頂きます。
 この地域で安定と繁栄が相乗効果をあげれば、世界経済を大きく押し上げることとなるでしょう。中国、インド、ロシアは、そのための重要なパートナーです。こうした構想に、これらの国々が関心を持つことを、歓迎します。

首相官邸HP/
6月30日 麻生内閣総理大臣外交政策演説「安全と繁栄を確保する日本外交」動画】抜粋,強調引用者



(AP)
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by floppy_smile | 2009-07-10 12:43 | 外交で