問題に道筋をつけていくひとつのいい機会になる
2009年 07月 06日
――ラクイラ・サミットについての意気込みをお聞かせ下さい。
今回のサミットに関して言わせたら、これはちょっと色々議題がありますんであれですけども、あの、この前から言っていましたように、金融・経済の話、地球温暖化の話、食糧安全保障の話などなど、世界的な大きな話題というのがいくつかありますんで、これは議論をされていかなければならんところだと思っております。いわゆる地球規模の問題という話です。
この点に関しましては、金融でも、日本はG20を最初にやらせて頂いた時からIMFの基金、融資など日本がリードしてきましたし、また、この温暖化の話につきましても、最初にきちんとした方向性を示したのは日本ですし。食糧の安全保障、色んな話、これは日本がいろいろ言ってきている話でもありますんで、こういった問題に道筋をつけていくひとつのいい機会になる、私自身はそう思っております。
また、話題に最初から、シェルパ……シェルパっていうのは先乗りしている人たちの話で、北朝鮮の話、などなど、これ、出ておりますんで、こういった地域情勢についても、この北朝鮮問題については……イランの話もよく出ますが、北東アジアにおいては、核実験をすでに2回したという国家がそこに、隣国として存在している状況というのは、またイランの状況とは格段に度合いが違う、私どもはそう思っておりますんで、こういったものに対応していくというのは大事なんだと思っております。北朝鮮については、貨物検査法案というのが、今、与党PT等々でやっておりますけども、私が不在中であっても、これはさっさとできることなら対応してもらいたいという話は、官房長官に指示してあるところです。あの、少なくとも国連安保理決議っていうのは、実効があがるようにするというのは、我々隣国にとりまして極めて大きな責任ですし、安保理1874をリードしてきた日本としては、この問題は非常に大事な問題だと思っております。
あとは……サミットの機会に、まあ、ベルルスコーニ……イタリアの首相、オバマ大統領、メドベージェフ、それからベネディクト、ああ、ベネディクトってのはバチカンの法王、等々、会談を行いたいと考えているところで、有意義な機会だと思いますんで、きちんと対応していきたいと思っております。
日テレNEWS24/7月6日 麻生首相「サミットで道筋つけるいい機会」(動画)
こちらで配布中