麻生副総理の笑顔で釣られ笑いするアルバムブログ


by floppy_smile

四島の帰属の問題

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5月12日、ロシアのプーチン首相と。(読売新聞社/田中成浩撮影)
(1)領土問題

(イ)麻生総理より、率直に言って、貴首相が採択された「日露行動計画」が2003年に作成されて以来、平和条約交渉のみが前に進んでいない、貴首相がこれまでこの問題を何とか解決しようといろいろと尽力されてきていることに敬意を表するものであるが、日露関係を高い次元に引き上げていくためには、帰属の問題に関し、最終的な解決を図る必要があると述べた上で、今後のロシア側の立場が、帰属の問題に関して、日本側の立場を踏まえたものになるよう働きかけた。

(ロ)これに対してプーチン首相より、ロシア国内にはこの問題を解決しないままでこのまま進もうとする考えもあるが、自分はそうは思わない、逆である、すべての障害を取り除く必要があるとの発言があった。

(ハ)その上で、両首相は、以下の諸点で一致した。

(i)第一に、両国間に平和条約が存在しないことは、幅広い分野における日露関係の進展にとり支障になっていること、

(ii)第二に、領土問題という日露間の障害を取り除くためには、四島の帰属の問題の最終的な解決を図る必要があること、

(iii)第三に、この問題を我々の世代において解決するために、これまでに達成された諸合意・諸文書に基づき、現状から抜け出すための、双方に受入れ可能な方策を模索する作業を加速すること。

(ニ)この関連で、プーチン首相より、メドヴェージェフ大統領は7月の首脳会談で領土問題について詳しく話す用意がある、自分は、まさにこの会談において、問題解決に向けたあらゆるオプションが議論されると考えるとの説明があった。麻生総理よりは、7月にイタリアで予定されるメドヴェージェフ大統領との首脳会談において、サハリンでの首脳会談を踏まえたロシア側の取組について御説明を伺えるのを楽しみにしている旨大統領に伝えるよう述べた。

(ホ)今回のプーチン首相とのやりとりを通じ、同首相もこの問題の最終的解決に向けて強い意向を有していることが確認されたことは、7月のサミットの際の首脳会談に向けて有意義であった。他方、こうした首脳レベルでのロシア側の反応が、今後、帰属の問題に関してロシア側の立場の変更につながるかどうか見極めていく必要がある。


外務省/5月12日麻生総理とプーチン・ロシア首相との会談(概要)
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by floppy_smile | 2009-05-18 18:36 | 外交で