麻生副総理の笑顔で釣られ笑いするアルバムブログ


by floppy_smile

過去六十年間では今回が初めて

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2月18日、サハリンにて、英国のアンドリュー王子、ロシアのメドヴェージェフ大統領と麻生太郎総理大臣。
○内閣総理大臣(麻生太郎君) これは峰崎先生おっしゃるとおりで、何年どころじゃない、何十年です。そういった意味で、今回も、今の状況として、この六十有余年の間に、少なくともソ連、現ロシア側から、向こうから会談を要求してきたというのは、過去六十年間では今回が初めてです。是非調べてみてください。向こう側から是非ということを要求して、しかもユジノサハリンスクという場所で、しかも、極めて会談の時間としてはかなり長かった方だと思いますが、長い間、時間を向こうが言ってきたこともありませんし、私どもは、単なるLPGのガスの竣工式のために寒いところに行く気はないと、しかもこっちは国会開会中だといって断った。それに対して、是非、いろいろな話も一緒に併せてする時間は十分に取るからという話だったので、私どもが国会の了承をいただいて出ていかせていただいたという経緯であります。
 したがいまして、こういったことは今までに例がない。状況が、国際情勢というものが少し変わってきているという部分も、峰崎先生、あるんだと思います。それは、多くの理由は、多分、石油の値段が急激に下がってきたというのは大きな理由。
少なくとも百五、六十ドルしていたものが、当時三十何ドル、今日は五十ドルぐらいだと思いますが、そういった形になってきたというのも大きな理由なんだと思いますが、いずれにしても、我々として、経済関係というものを、今後、日本との関係を良くしていくということはロシアの国益に沿うことは間違いない。それは、我々にとりましても、LPGというようなものが極めて偏った地域から偏った量が入ってくるということを避けて多様化させるという意味においては、北方の地域からLPGが入ってくるということは我々のエネルギーの安全保障上極めて有意義だということははっきりしております。
 しかし、我々として注意しておかにゃいかぬのは、これのやるのは、向こうもいい、こっちもいいというなら双方国益に沿いますけれども、一方的に向こうだけがいいだけになるじゃないかという点を考えにゃいかぬのが一点。もう一点は、こっちが利益になるからといって、この北方四島の帰属の問題がはっきりさせないまま何となく利益のところだけ話をするのも極めて危険なことになるのだと、私自身はそう認識をいたしております。

国会会議録検索システム/第19号 平成21年3月27日参議院予算委員会 強調引用者
以下、最後が重複しますが、この質疑の北方領土に関する部分を。面積比半分を提案したという誤認識についても否定されています。
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○峰崎直樹君 ちょっと私の御当地の問題で、北方領土の問題について、総理、二月十八日に行かれて、どんな会見だったんでしょうか。
 多岐にわたっていますので、済みません。

○内閣総理大臣(麻生太郎君) 北方四島の現状ということが多分御質問の趣旨だと思いますが、これ、まず今後の対応につきまして、これはもう峰崎先生よく御存じのところなんでちょっと重複するところもあろうかと思いますが、これはまず基本的には、北方四島というこの島は、いまだかつて一度も外国の領土となったことがない我が国固有の領土、これは基本であります。戦後六十年以上たった今日も今ロシアによって不法占拠が続いているということが極めて遺憾と、これもずっと同じことを申し上げてきたんだと思っております。
 日本としては、ロシアとの間におきまして、いろいろ冷戦構造も崩壊した後大きく国際情勢が変わってきておりますので、ロシアとの間で、国名もソ連からロシアに変わったことでもありますので、太平洋地域におきます重要なパートナーという意識というものを是非向こうも考えるべきだし、そういった関係を我々としても構築すべきだと思っておりますので、これまで幅広いいわゆる互恵的な関係、協力というものを築いてまいりました。
 しかし、北方領土問題につきましては、それに見合っただけの進展がこれまでにないと、そう思っております。さきのサハリンにおきました、ユジノサハリンスクというところでメドベージェフという大統領に対して、この平和条約という問題の締結について具体的な進展を図る用意が全然そちら側にないんであれば、こういったパートナー関係というのを構築することにはならないと、そういう旨伝えております。
 その上で、北方四島の帰属の問題というものを最終的解決に向けたロシア側の取組というものにつきまして強く問いかけたというのが、この間ユジノサハリンスクにおけます主な概要であろうと思っております。

○峰崎直樹君 総理、固有の領土というのはどういう意味なんですか。外交用語にありますか、これ。

○内閣総理大臣(麻生太郎君) 御質問の趣旨は、固有の領土という言葉が外交上で使われる言葉かと言われると、ございます。固有の領土という言葉はございます。

○峰崎直樹君 私はかつてこの問題を議論したときに、固有の領土というのは、外務省からそういう言葉は外交用語にはないというふうに聞いております。
 何が言いたいかというと、相対的なんですよ、やっぱり歴史的なんですよ、この領土の問題というのは。確かに一度も歴史上日本が、他人のになっていないとおっしゃった。でも、アイヌ民族は昔は住んでいたんですよ、あそこに。ずっと古くからいけば。ただ、今は一六四八年のウエストファリア条約以降のいわゆる領土、領海という観点から皆物事を見ているからそう見ているわけで、固有の領土という言い方は私は余りするべきじゃないというふうに思っているんですよ。どうですか、そういうことは。

○内閣総理大臣(麻生太郎君) 私は、少なくとも遠く明治の時代にさかのぼって言うわけではありませんけれども、間違いなく長い間、樺太を含めまして長い間固有の領土だったというのは、樺太というのは放棄をしておりますのでそこははっきり違ったことになっておりますが、少なくともこの北方四島に関しましては、我々としては昭和二十年八月十五日以降に起きた話でこれあり、明らかに一方的に約束違反ということになろうとも思いますので、我々としてはここは日本古来固有の領土だという表現の方が適切ではないかと思っております。

○峰崎直樹君 是非定義は一回調べてみてください。
 そこで、総理はかつて、これは何年だったでしょうか、日本の領土、これ相手があることだから面積比五〇対五〇、すなわち四島じゃなくて、三島に択捉島の一部を加えてそれで面積比が半分だと、こういう考え方を提起されていたと聞いておりますが、今はどういう考えなんですか。

○内閣総理大臣(麻生太郎君) これは、記憶と資料をちょっともう一回見たんですけれども、この話は御党のどなたかの質問に答えて、委員会における答弁の一部だったと思いますが、北方四島の帰属が確認されたという話をさせていただいた上でいろいろな話をしたことがありますが、外務委員会での発言についてのお尋ねということなんだと思いますが、その際の私の答弁については、北方四島の面積について問われたと記憶をいたします。
 ここで議事録をもらったんで見てみますと、御党の方の御質問で、歯舞、色丹が四島のうち何%、では三島、国後まで入れたら何%などなど大臣は御存じかという質問を外務大臣当時にいただいた。それに対する質問は、御指摘は正しいと存じますが、半分にしようじゃないかとおっしゃいますが、択捉島の二五%を残り三島にくっつけますと、ちょうど五〇対五〇ぐらいの比率になります、大体、アバウトでいきますとそれぐらいの比率だと、これがお答えを申し上げただけであって、比率についてお尋ねを受け、パーセントについてお尋ねを受けましたので、それに対した答弁というのが今言われております内容だと存じます。

○峰崎直樹君 ということは、面積比半分で提案したことは一度もないという、こういう理解でいいんですか。

○内閣総理大臣(麻生太郎君) 御指摘のような考えを示した事実はございません。

 政府として、これ、ちょっと時間を取るようで、間違えられると甚だ込み入りますので。北方四島の帰属の問題を解決してロシアとの間で正式な平和条約を締結しようという基本方針というのは、これはずっと一貫して変わっていないので、今回もメドべージェフに対しても同じことを申しております。
 また同時に、北方四島の日本への帰属が確認されれば、実際の返還の時期や態様については柔軟に対応する考えがある、これもずっと政府が申し上げてきたとおりであって、現在、北方四島の帰属の問題の最終的な解決に向けてのロシア側の取組の姿勢が問われているのであって、日本から解決策を提案するということを考えているわけではございません。

○峰崎直樹君 ということは、待ちの政治だと。相手側がどういうふうになるか今は見ているんだと。
 昔、橋本龍太郎総理大臣はユーラシア外交ということを提起されて、大変時間を掛けて、残念ながら結果は出ませんでしたよ、たしか二、三年掛けていますよ。麻生総理、これ、本気に、この北方領土の返還をどのようにして実現するというふうにお考えなんですか。一歩踏み込んでいかないと、何年もこの状態がずっと続いて、北方領土にいた人たち、みんな高齢者になっちゃいますよ。

○内閣総理大臣(麻生太郎君) これは峰崎先生おっしゃるとおりで、何年どころじゃない、何十年です。そういった意味で、今回も、今の状況として、この六十有余年の間に、少なくともソ連、現ロシア側から、向こうから会談を要求してきたというのは、過去六十年間では今回が初めてです。是非調べてみてください。向こう側から是非ということを要求して、しかもユジノサハリンスクという場所で、しかも、極めて会談の時間としてはかなり長かった方だと思いますが、長い間、時間を向こうが言ってきたこともありませんし、私どもは、単なるLPGのガスの竣工式のために寒いところに行く気はないと、しかもこっちは国会開会中だといって断った。それに対して、是非、いろいろな話も一緒に併せてする時間は十分に取るからという話だったので、私どもが国会の了承をいただいて出ていかせていただいたという経緯であります。
 したがいまして、こういったことは今までに例がない。状況が、国際情勢というものが少し変わってきているという部分も、峰崎先生、あるんだと思います。それは、多くの理由は、多分、石油の値段が急激に下がってきたというのは大きな理由。
少なくとも百五、六十ドルしていたものが、当時三十何ドル、今日は五十ドルぐらいだと思いますが、そういった形になってきたというのも大きな理由なんだと思いますが、いずれにしても、我々として、経済関係というものを、今後、日本との関係を良くしていくということはロシアの国益に沿うことは間違いない。それは、我々にとりましても、LPGというようなものが極めて偏った地域から偏った量が入ってくるということを避けて多様化させるという意味においては、北方の地域からLPGが入ってくるということは我々のエネルギーの安全保障上極めて有意義だということははっきりしております。
 しかし、我々として注意しておかにゃいかぬのは、これのやるのは、向こうもいい、こっちもいいというなら双方国益に沿いますけれども、一方的に向こうだけがいいだけになるじゃないかという点を考えにゃいかぬのが一点。もう一点は、こっちが利益になるからといって、この北方四島の帰属の問題がはっきりさせないまま何となく利益のところだけ話をするのも極めて危険なことになるのだと、私自身はそう認識をいたしております。

国会会議録検索システム/第19号 平成21年3月27日参議院予算委員会 強調引用者

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by floppy_smile | 2009-04-09 01:17 | 外交で